NPO法人「アニメーションミュージアムの会」から、新しい会報が届きました。
記事では、毎年行なわれている「アニメカーニバルin大泉」に触れ、2002年にスタートさせ、第6回まで続けてきた「アニメフェスティバルin大泉」は、「アニメーションミュージアム会」など、市民運動としての運営でしたが、その後、区が企業団体である「練馬アニメーション協議会」に運営を委託する「練馬アニメーションカーニバル○○(年号)」を開催するようになり、大泉での催しも名称を「練馬アニメカーニバル00 アニメプロジェクトin大泉」として開催されるようになったという経緯が、わかりやすく記されています。
イベントが大きく華やかになると、その発端はいったい何だったのか、つい、忘れ去られがちですが、歴史的な経緯を記録し伝える事は重要です。
現在「石神井公園ふるさ文化館」(東京都・練馬区)では「練馬で生まれたテレビアニメのポスター展」(3月21日まで)が行われています。
また、3月13日(日)には、常設展示中のマルチプレーン・アニメーション撮影台を実際に動かしての展示解説会とアニメーション講座が行われます。普段は静止展示の撮影台を動かして、実際の撮影風景が再現されます。
講師は吉村次郎氏。東映動画(現・東映アニメーション)で高畑勲氏の初監督作品「太陽の王子 ホルスの大冒険」、恩地日出夫監督の初アニメーション監督作品「地球へ…」等、たくさんの作品にかかわってこられた撮影監督です。
「マルチプレーン撮影台展示解説会とアニメーション講座」
(定員100名・申し込み制)
3月13日(日)11:00~展示解説会(常設展示場にて)
13:00~アニメーション講座(多目的会議室)
場所:石神井公園ふるさ文化館(東京都練馬区石神井町5-12-16)
石神井公園ふるさ文化館公式ページ:
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/furusato/