その頃、まだ、アニメ専門誌の先駆け「アニメージュ」もまだ出ていない時代。
学校の友人が、「アニメれぽーと」を購読していました。
その内容は、「アニメーションの職場の現状が、いかに苛酷で問題だらけ」であるかが、包み隠さず紹介されていました。
その後、アニメージュが創刊され、アニメブーム全盛の時代、「アニメれぽーと」は、アニメ界の夢と現実のうち「現実」の方を紹介する役目を果たしていたように思います。
なので、私は、上京する前から、アニメの現場の賃金・単価が低いという事を知る事ができた訳です。
私達は、アニメ界の現在の様々な問題点を、実際に改善したいと思っています。
映画、テレビ、舞台など、他の職種の労働組合と共同で、毎年、各テレビ局へ、働く人の要望の申し入れに行ったりしています。
現在のアニメ界に疑問を感じている方、ぜひ、行動に参加してください。
皆で力をあわせて、実際に問題点を改善していきましょう。 (h))