インターネット版朝日新聞より
http://www.asahi.com/national/update/0319/OSK201003190055.html
東京都は、アニメなどに登場する18歳未満と判断される登場人物の性描写を規制にする、青少年健全育成条例の改正案を都議会に提出していました。
刑法等では、実在の子どもを扱った作品を対象としており、漫画のキャラクターなどを規制対象に明記した法律や条例は初めてだという事です。
3月15日、里中満智子さん、ちばてつやさん、永井豪さん、竹宮恵子さんら、漫画家は、「基準にはあいまいなものがあり、一つの見方だけで規制をかけるのは危険だ」と反対の記者会見を行いました。
日本出版労働組合連合会も、「創作活動の場で過剰な自粛が行われる」等の理由で、改正案に反対の要請文を都議会各会派に提出しました。
都小学校PTA協議会では、「目をふさぎたくなるような漫画などが書店に置かれている」として改正案成立を各会派に要望しました。
都議会第1党の民主党は、「表現の自由を侵す恐れがある」他の理由で、今議会中に可否の結論を出すことを見送り、継続審議という事で調整に入りました。共産党、生活者ネットワークも改正案を問題視しており、これに協調する見込みです。一方、自民、公明両党は改正案に賛成する方針です。
17日には、出版業界の4団体で構成する出版倫理協議会が、「緊急反対表明」を発表しました。
18日には、「日本ペンクラブ」が、「表現に対する規制強化につながる」として反対の声明を発表。同日、出版業100社で作る出版流通対策協議会も「権力による恣意(しい)的運用の恐れがある」などと反対を表明しました。
19日には、大阪府の橋下徹知事が「大阪府も検討する。規制する必要性があるか、まず実態把握する」と語り、規制するかどうかを検討する考えを明らかにしました。(朝日新聞より抜粋)