JCOMのインフォメーション番組によると、2010年3月28日、練馬区にオープンした、「石神井公園ふるさと文化館」に、テレビアニメーション初期に使用された、「アニメーション撮影台」が展示されているそうです。
撮影台の展示案(ふるさと文化館利用の提案)については、地元の市民団体「NPOアニメーション・ミュージアムの会」などが、長い期間、練馬区と地道に交渉を重ねてきて実現したと聞いています。
実物の撮影台を見てみたい方は、この機会にぜひ。
石神井公園ふるさと文化館のページ
練馬区では、2009年、アニメ産業活性化事業として、一億六百万円を計上して話題になりました。
国際アニメ映画祭を開催するフランス・アヌシー市とも産業提携しています。
2009年8月からは、住民票に、松本零士作「銀河鉄道999」のキャラクターを印刷したりしているそうです。
また現在では、一部の西武池袋線の車両全体にも「銀河鉄道999」のキャラクターがペイントされています。
税金の使い道が何かと話題になる昨今ですが、一億円で、果たして産業活性化が実現するかどうか。
今後の練馬区、区民、そして区内関係企業、関係諸団体の動きに注目したいと思います。
昨年1月、練馬区のアニメ1億支援の記事を伝えるWEB版東京新聞:
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2009/09yosan/list/CK2009013102000250.html