映産労の昔の荷物を整理しています。倉庫にしまいこむ前に、アーカイブとして少しずつ記録を残していきたいと思います。

1980年代、映産労スタジオメイツ分会は、スタジオがあった東久留米の市職員労働組合はじめ、多くの地域労働組合で組織した「東久留米反核平和市民実行委員会」に加盟しており、反核アニメ展や映画会、コンサートなど、様々な催しを行ないました。
スタジオメイツ分会は、80年代、映産労としては比較的新しくできた分会で、組合を公然化する時、非常に緊張しましたが、理解ある社長・公認の労働組合となり、メーデーの時なども、平日、堂々と仕事を休んでデモ行進に行けた、非常にめぐまれた分会でした。
写真は1989年に発行された小冊子「平和への伝言・写真集…反核・平和東久留米5年間のあゆみ…1985年―1989年」(編集・発行:東久留米反核平和市民実行委員会)。
東久留米反核平和市民実行委員会のそれまでの数年間にわたる多彩な活動を記録したものです。
この写真集のために、作家の住井すゑさんからメッセージを頂き、寄稿として収録されています。
また、冊子冒頭には「反核イラスト集」が掲載されています。アニメーションの制作現場で働いている仲間達が、反核や平和への思いをそれぞれ絵に託し表現したものです。
これは1985年頃から「アニメーション共闘会議(東映動画労働組合、東京ムービー労働組合、映産労)」の呼びかけによってはじめられたもので、各地で展示会を開催してきました。
オリジナルの絵は、残念ながら、スタジオメイツ閉鎖の時に行方不明になってしまったのですが、幸い、この冊子には、それらの絵が、白黒縮小コピーながらも記録されています。
村野守美氏はじめ、亜細亜堂、スタジオメイツ、虫プロ、東京ムービー、東映動画、スタジオ風雅、そしてフリーのアニメーターなど、組合員・非組合員を問わず、反核・平和の一点で結集し、それぞれが絵によって自らの思いを訴えました。