5月20日、NHK-BSプレミアム「BS歴史館・シリーズ・ハリウッド100年(1)ローマの休日」。
1948年~、アメリカでは、共産党員や共産党シンパ(協力者)と見なされた人々へ、排斥・糾弾・密告強要・投獄・接触禁止・仕事取り上げなどのよる大規模な弾圧「赤狩り」が行われました。この番組では「赤狩り」を、映画「ローマの休日」を通じて紹介し、思想・表現の弾圧について出演者らがそれぞれの思いを語り合いました。
1947年に始まった非米活動委員会・公聴会などでは、アニメーション製作者のウォルト・ディズニーが、赤狩り推進派であった事にも言及、「共産主義者を追放すべきだ」と発言するディズニーや、糾弾される「ローマの休日」を実際に担当した脚本家・ダルトン・トランボ(旧呼称ドルトン・トランボ)などの実写フィルムが流れました。
「赤狩り」が長期化すると、映画制作への意欲や自由表現が萎え、政府の糾弾会においても、無関係の人物を密告をしたり、偽証する人まで出ました。
男性出演者は「赤狩りに賛成だった人は(主に)企業の経営者側。たくさんの人が働かないとアニメはできない。労働問題などもあり、共産主義に対し一番強い反対をした一人がウォルト・ディズニーでした」と述べ、女性の出演者は「つるし上げみたいな事が行われていた。思っている事が書けない、書いたら仕事が来ない、そんな事になったら」とコメントしていました。
再放送は、5月22日(日) 午後0時00分~0時58分。