また新しく見つかった昔の資料の中から、いくつかご紹介します。
●↓「つるのすごもり・上映会/近藤喜文氏講演」チラシ(1990年1月/主催:映産労)
※この時は、おおぜいの方に参加していただき、会場は満席になりました。参加者の9割が未組織(非組合員)のアニメーション制作関係者の方たちでした。「つるのすごもり」の演出・作画監督を担当されていた映産労OBの方もかけつけてくれました。
この頃、一般にフィルム・レンタルされていた「つるのすごもり」の16mmプリントは、エンドロールをカットしたものであるという事が発覚。映産労でプロジェクトチームを組み、現存していたネガ・フィルムを探し出し、オリジナル版を復元したというできごとがありました。(画と音の復元作業はソニーPCLに依頼し、虫プロの編集者:故・尾形治敏氏が最終的にポジフィルムを繋ぎました)。
このイベントは、完全復元を祝しての上映会でもあり、同時に、当時の制作にかかわった近藤氏からお話を聞くという主旨でした。現在、映産労が所有しているたった1本の上映用プリントが、完全オリジナル・ノーカット版にあたります。
関連記事:幻の講演記録見つかる http://anirepo.exblog.jp/15451976/
●↓「東京映サ連(仮称)ニュース」(1989年12月/発行:東京映サ連-仮称-)
※「松竹大船撮影所見学交流会」の成功を伝えるニュース。映サ連というのは、全国の一般映画サークルと映画関連労組(日活労組、大映労組、東映新労連、東京テアトル労組、映演共闘)で作る組織です。映画・演劇・アニメーションに働く人を対象としてきた各組合は、アニメーション・映画・演劇など、並行してさまざまなイベントを行ってきました。各映画会社の労働組合と常に連携して、アニメや実写映画のフィルム上映会などを俊敏に行えるところは、映画・アニメ関係の労働組合の強みではないかとおもいます。
●以下はまた新しく見つかった新聞の切り抜きです。
テレビアニメの窮状を、日経と赤旗が追い続けています。
(↓1990.1.22付 日本経済新聞)
(↓1991.10.17付 赤旗)
関連記事:アニメ業界緊急報告集会のチラシ http://anirepo.exblog.jp/16632264/