NHKのネット同時配信案、民放連が反対(9.16 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110915-OYT1T00894.htm?from=main5
NHKのネットで同時配信案。
ネットを放送とみなす放送法改定 → 「NHK受信料ネット視聴者も支払いを」という諮問機関提言 → 地デジ移行でNHK解約申し出2カ月で9万件。
着々とパソコン単純所持者から早くNHK受信料を徴収したがっているようにみえてしまいます。
近い将来、集金人が訪問し、「あなたの家にパソコンがあれば、たとえネットにつないでなくても、法律上は支払う義務があるんですよ」という時代に変わるのでしょうか。
未来少年コナンなど、NHKが30分枠のシリーズアニメを初めて放送スタートさせた1978年、「NHKのスポンサーはあなた(受信料支払い者)です」という文字を印刷したアニメステッカーを配りはじめましたが、もし受信料を支払えば、現在の製作委員会に参加しているスポンサーと同等の権限を行使でき、NHKのアニメ利益共同体に市民も参加し契約を交わすことができるということでしょうか。
パソコン=テレビ、インターネット=放送と、もし法律で定義付けられてしまったら、表現・言論などの内容の規制が心配です。

「NHK受信料拒否の論理 」(本多勝一著/朝日文庫)。庶民の視点から、NHK批判・追求・理論を構築していった古典的書籍。日本のジャーナリズムの堕落を批判し続ける本多勝一氏ならではのストレートな記述。興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。廃刊のようですが、古書店や一般ユーザーなどから購入できるようです。
アマゾンの通販ページ
本多氏はその後、「NHK受信料を拒否して四〇年 メダカ社会とジャーナリズム」という本も出していますが、なぜかセブンイレブンのネット通販では、本の主題名が変えられています。(他の貧困なる精神シリーズも同様。アマゾンでは正しく表記されています)。
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102439551/subno/1