9月22日、小田急電鉄の「ドラえもん」列車が東京都の条例に違反していたことがわかりました。
その後、「ドラえもん」列車の運行は中止すると発表がありました。
都条例によれば、単なる絵でも屋外広告物に該当、車体の外側を利用する場合、広告の面積が全体の10分の1以下になるよう定められていたそうです。
そこで気になるのが、西武鉄道の「銀河鉄道999」の列車。誰がどうみても絵の面積は10分の1以上です。
そこで西武鉄道に電話で問い合わせてみたところ、
「ちゃんと東京都に申請し、許可をいただいております。」とのことでした。
つぎに東京都に電話で問い合わせたところ
「西武の銀河鉄道999の列車は練馬区事業として行なっている。区が許可していれば問題ない。ご意見・ご質問があれば練馬区のほうへお願いします。」(都市整備局)とのことでした。
ということは、小田急も自治体と共同事業として行なっていれば問題なかったのかもしれません。
同様な質問が殺到したのか、西武、東京都とも、「ドラえもん」「999」と言っただけで、急に電話応対の声が疲れたように暗くトーン・ダウンしたのが印象的でした。(編)
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