アニメレポートの編集に携わる人達は、皆、常に多くの作品をかかえており、ノルマやスケジュール、〆切りなどに追われながらの発行でした。現場の状況を定期的に多くの人に伝えたいと思っても、やむを得ず休刊したりしていました。
下の14号は、1984年のものですが、5年ぶりの発行となりました。これには、昔、中学生や高校生時代、「アニメれぽーと」の定期購読者だった人達が上京し、アニメの学校に入ったり、アニメの仕事をしたりしはじめ、彼らと編集部が協力し合う事によって発行する事ができました。
当時のアニメ学生への生活実態アンケートでは、「平均71.000円+バイトの生活費」とありますが,現在はどう変化しているでしょうか?
なお、14号の掲載記事の一部は、このブログの「アニメ制作体制の変遷 その10」でも少し紹介されています。↓画像をクリックすると拡大し読みやすくなります(h)