自民憲法改正草案:憲法9条に国防軍 天皇は「元首」 4.27 毎日
改憲案を国会初提出 民自公み議員ら 定数500一院制狙う 4.28 赤旗
自民党 日本国憲法改正草案
(編注:正確には「改正」でなく「改定」です。ちびっこたち間違わないようにね)
赤旗政治部記者のツイート
01 02 03
27日発表の自民党改憲草案:
憲法第九条で「国防軍」設立、「秘密保全法」の根拠規定、国土防衛で「国民と協力して」の文言=将来の徴兵制。天皇元首化、日の丸、君が代、「軍法会議」設置、旧明治憲法の天皇の「非常大権」と同様の権限を政府に…。
最初、大蔵貢・製作総指揮 の「新東宝」映画のパロディか、何かの冗談かと思いました。
どうも本気のようです。
ほとんど「北朝鮮」。軍事独裁国家的発想。
放射能や被災地、来るべき大地震の心配・対策をするどころか、表現・言論をどんどん規制し、恐怖政治によって、自分たちの妄想国家復古に酔うばかり。しかもそれらの資金には、企業献金や、政党助成金という
われわれの税金が使われています。
かつての言論・表現の自由を弾圧する「治安維持法」が制定されたのは1925年。「関東大震災(1923)」の2年後でした。歴史的にみると、大災害後のドサクサこそ、彼らにとっては絶好のチャンスなのです。
3.11以降、放射能を空に陸に海に撒き散らしながら、並行して加速する保守勢力からの表現・言論弾圧・監視、罰則、逮捕の法・条例整備。
ナチス・ドイツと同盟を組んでいた頃の日本が懐かしいのでしょうか。
そうなったら、アニメ界も、また激しい検閲がはじまり、戦意高揚アニメを作るように命令されるはず。今だったら、桃太郎ではなく、萌えキャラ主人公のお色気満載の戦意高揚アニメを作れと言われるのでしょうか。
大地震がいくつ起こっても、原発がいくつ爆発しても、何万人という人が災害の犠牲になっても、そして小惑星が地球に衝突しても、この人たちはずっと同じ事を繰り返し言い続けるようなきがします。どんどん世界から孤立する一方ですね。
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