繰り返し、ここで書いてきましたが、主にテレビアニメの仕事は、過密・過酷、長時間労働、偽装請負、業務内容の説明、契約書無視、365日・24時間、ほとんど実質的に休めず、病気になっても医者にかかる事もできません。
そこで、商業アニメーションの世界に何も知らずに入ってきた若い人たちは、すぐにやめてしまうか、あるいは、がんばって仕事を続けて技術を覚えたとしても、30歳を前に、将来を心配して仕事を辞めてしまいます。
職場やフリーとして、10~20年がんばった人は、ある程度のアニメーションの専門技術が習得できています。
今までは、他の仕事に転職、あるいは実家に帰る、という人が多かったのですが、ポロボノとして、自分の専門技術を、社会のために活かしてみるのはどうでしょう。
今までのように、会社の命令によって描くのではなく、社会生活の中に存在する、多くの要望に沿って、ボランティアとして自分の腕を活かすのです。
プロボノのサイトはいつくかありますので、興味のある方は探してみてください。
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