ブルカ姿のヒロイン大活躍=アニメ、「女性の教育」のため戦う-パキスタン
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080900488
(以下、時事通信の記事より抜粋)
漆黒の伝統衣装ブルカに身を包み、女性の教育を邪魔する悪党に立ち向かう。女性の権利向上を訴える
マララ・ユスフザイさん(16)の母国パキスタンで7月、戦う女性教師を主人公とするテレビアニメの放映が始まった。早くも多くの注目を集め、今後欧米など約60カ国で放送される見通し。
アニメ「ブルカ・アベンジャー(ブルカを着た反撃者)」の舞台は架空の都市ハルワプール。日中はごく普通の女性教師「ジヤ」が夜の訪れとともにブルカをまとい、女子校を閉鎖しようとたくらむ武装勢力の首領や汚職まみれの市長と戦う。3人の教え子とヤギの「ゴブ」の助けを受けながら、本とペンを武器にして悪党を退治するストーリー。
(以下、8/13付しんぶん赤旗6面・国際面より抜粋・要約)
アニメの生みの親ハルーン・ラシード氏は、マララさん銃撃の2年前、反政府勢力タリバンの脅迫を受けて女子校が閉鎖に追い込まれた報道を見て「何とかしなければ」と思い立った。
パキスタンでは、依然として女性の権利侵害が著しいとされる。国連の統計によると、15~24歳の女性の4割が読み書きをできず、女児の約半数は小学校に通っていない。(中略)
ラシード氏は「アニメを見た子どもたちには、ペンが銃よりも強いことを感じてもらいたい」と語る。