都内の高校生を、防衛省と連携させて、自衛隊に体験入隊させたり、君が代を強制し、従わない者には個別密室指導をこっそり行なってきた東京都教育委員会の新たなたくらみが浮上してきた。
■東京都教委 小中高一貫校「4・4・4制」導入を検討 (毎日)
http://mainichi.jp/select/news/20130822k0000m040045000c.html
東京都教育委員会は全国初となる公立の小中高一貫校を、2017年度にも開設する方針を決定。
理数系を中心に世界で活躍できる人材の育成が目的で
、従来の「6・3・3制」ではなく、早期に基礎的学習を終わらせる「4・4・4制」の導入を検討中。
自治体による義務教育段階からのエリート養成や、未就学児に受験を課すことについて、今後議論を呼びそうだ。8月22日の都教委定例会で構想の中間報告を公表する。
都立の小中高一貫校は、猪瀬直樹知事が昨年12月の就任直後に構想を発表したもの。自称:有識者らで作る検討委員会が内容を密室で議論してきた。
構想によると、募集は1学年80人(2クラス)程度。12年間を4年刻みで
▽基礎期 ▽拡充期 ▽発展期−−に分け、発展期では理数系科目を中心に高校の履修内容を先取りして教える。中学卒業資格は9年目修了で得られる。基礎期の段階で入学試験を実施し、5年目や、現行の中学や高校入学時などでの追加募集も検討する。
都立武蔵高・同付属中(武蔵野市)を母体にするが、小学校が加わると手狭になるため、基礎期は11年度で廃校になった都立芸術高(目黒区)を改修して活用する計画だ。児童は5年目から校舎を移ることになる。
都教委都立学校教育部は「未就学児の理数系の適性をどう見極めるかなどの問題もある。課題を一つ一つクリアし、
優秀な人材を輩出できるような学校にしたい」と話す。(以上記事要約)
安倍政権でも、大学などで似たような方向を画策しているが、空白に浮いた期間に、徴兵の前段階として、自衛隊入隊や勧誘・広報活動、そしてやがては徴兵制をそこにあてるという見方もある。
いずれにせよ、国民による、政府、自治体などへの厳重な監視が必要だ。
#徴兵制 #国防軍 #自衛隊 #競争社会 #新自由主義
(関連)
●「君が代不起立」田中聡史さんに15回目の再発防止研修~恥ずかしくないの?都教委 8/5レイバーネット
http://www.youtube.com/watch?v=vLJO8PQkvrM&feature=c4-overview&list=UUZl2AMmYJgCjuO5REvfAg5g
■『はだしのゲン』閲覧規制の裏には「君が代」を拒否するゲンの姿があった 8/22
http://www.labornetjp.org/news/2013/0822gen