藤圭子さんの自殺 テレビのニュース報道は、国際的な「ルール違反」だらけ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130823-00027482/
(以下記事より引用)
報道ガイドライン「WHO 自殺予防 メディア関係者のための手引き」 2008年改訂版日本語版。
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/link/kanren.html
この「手引き」には報道関係者が自殺を扱う場合の「クィック・リファレンス」として11項目が掲げられている。
それらは以下の通りだ。(番号は便宜的に筆者がつけたもの。)
(1) 努めて、社会に向けて自殺に関する啓発・教育を行う。
(2) 自殺をセンセーショナルに扱わない、当然のことのように扱わない。
あるいは問題解決法の一つであるように扱わない。
(3)自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰に、そして繰り返し報道しない。
(4)自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない。
(5)自殺既遂や未遂が生じた場所について、詳しい情報を伝えない。
(6)見出しの付け方には慎重を期する。
(7)写真や映像を用いる時にはかなりの慎重を期する。
(8)著名な人の自殺を伝える時は特に注意をする。
(9)自殺で遺された人に対して、十分な配慮をする。
(10)どこに支援を求めることができるのかということについて、情報を提供する。
(11)メディア関係者自身も、自殺に関する話題から影響を受けることを知る。