<25日(金)秘密保護法・閣議決定まで、あと1日>
10月24日、首相官邸前に約300人(編集部カウント)の一般市民が集まり、秘密保護法・閣議決定阻止に向け、抗議の声を上げた。4夜連続抗議の3夜目。IWJがインターネット中継を行なった。
閣議決定が行なわれる25日(金)は、朝8時30分~9時30分(呼びかけ:プロジェクト99%)と、20時30分~21時30分(呼びかけ:火炎瓶テツ氏と仲間たち)の2回にわたって官邸前抗議が行なわれる。(18時~
20時は、反原連主催の反原発抗議あり)。
追記:台風の影響を考慮し、25日の反原発抗議は官邸前のみ。18:00~19:30。秘密保護法抗議についても要・事前確認。
↑首相官邸前の辻。官邸から出てきた職員らに、プラカードなどで抗議の意思を伝える参加者たち
↑ 23日・24日の進行を務めたプロジェクト99%の安部芳裕氏。
この秘密保護法反対・連続官邸前抗議活動は、10月22日、上智大学教授・田島泰彦氏が呼びかけ、23日・24日はプロジェクト99%が呼びかけ人となった。国会前や経産省前で毎週反原発抗議を行なっている人たちが、会場設営や進行などをサポート。参加者たちは、ツイッターなどを使い、手分けして情報拡散を行なった。抗議終了間際、福島みずほ参議院議員も駆けつけ反対のスピーチを行なった。
同時に他の箇所・地域でも、次々秘密保護法反対の周知活動が行なわれ、10月、11月には抗議デモも行なわれる。
選挙の争点にもなっていなかった「特定秘密保護法」は、25日に閣議決定される。偶然接触した情報が国家秘密に指定されていた場合、逮捕。最高10年の懲役。しかも自分の逮捕理由も秘密。国会に提出されれば、衆議院・参議院とも、自民・公明の議席が多数なので、そんなばかばかしい法律でも可決してしまう。大手メディアは社説で反対を述べているものの、80年代、中曽根政権時に国会提出が企てられた「国家機密法(スパイ防止法)※最高刑が死刑」の頃に比べれば、ほとんど報道せず沈黙しているに等しい。(写真も編集部)
秘密保護法制定に反対し、情報管理システムの適正化及び更なる情報公開に向けた法改正を求める意見書(日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/opinion/year/2013/131023_2.html
【質疑応答 要約文字起こし】2013・10・21秘密保護法を考える超党派の議員と市民による省庁交渉
http://taro-file.net/archives/634228.html
2013/10/24 山本太郎議員指摘「秘密保護法の適正評価を受けるべきは国務大臣。
『スパイ天国』は国会の中」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/108094