靖国参拝批判の作品、撤去要求 東京都美術館 2/19 朝日
http://www.asahi.com/articles/ASG2L5HHSG2LUTIL033.html
「東京都美術館(台東区)で開催中の現代日本彫刻作家展で、安倍政権の靖国参拝などを批判した作品の撤去を同館が求めていた。(中略)協議の末に作品の一部が削除された。
作家展は15~21日、約60点を展示。同館が指摘したのは、主催した現代日本彫刻作家連盟の中垣克久代表の「時代(とき)の肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA円墳―」。(中略)
館の運営要綱では、「政治活動をするためのものと認められるとき」は、施設使用を認めないと定めている。同館は16日、中垣さんに撤去を求め、「折り合いがつかなければ、展示会の中止や来年度以降の施設使用の見直しも検討せざるをえなくなる」と伝えた。(中略)
同館は都が都歴史文化財団に運営を委託しており、財団の担当学芸員は「『靖国神社参拝の愚』と『現政権の右傾化を阻止』が政治活動にあたる恐れがあると判断した」と説明する。
都文化施設担当課の高橋伸子課長は「都主催の事業でないので関知しない」とした。」
「政治的」作品撤去を 都美術館「クレーム心配」2/19 東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014021902000136.html
「美術館の小室明子副館長が作品撤去を求めたのは翌十六日朝。都の運営要綱は「特定の政党・宗教を支持、または反対する場合は使用させないことができる」と定めており、靖国参拝への批判などが該当すると判断したという。中垣さんが自筆の紙を取り外したため、会期が終わる二十一日までの会場使用は認めたが、観客からの苦情があれば撤去を求める方針」
(参考)
憲法の表現の自由に「抵触した」=憲法題材の作品撤去を主催者に謝罪 「判断間違っていた」と管理会社 2013.4
http://tamutamu2011.kuronowish.com/tennjitekkyofukui.htm
福井市のアオッサで開かれている憲法をテーマにした展示会で、絵の具などで条文を書いた作品が「政治色が強く思想的だ」などとして、管理会社に一部撤去を求められ、主催者が応じた。