国会周辺では、集団的自衛権・解釈改憲の閣議決定 撤回を求め、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」「戦争をさせない1000人委員会」など複数の市民団体や個人が連帯、13日から座り込みや抗議活動が絶え間なく続いている。
14日・17時からは、国会裏(衆議院議員会館前)で「火炎瓶テツと仲間たち」の呼びかけによる抗議行動、18時半からは国会表(正門前)で「憲法共同センター」の呼びかけによる抗議行動が同時に行なわれ、予算委員会開会中の国会議事堂を、裏と表から挟み撃ちする形となった。
新築された国会議員会館には防音が施してあり、外の声は全く中に聞こえないが、建物が古い国会議事堂の委員会室や廊下、周辺の庁舎などでは、抗議の音、特にドラムの音やトラメガの声などは良く聞こえるという。
311以降、原発再稼動や特定秘密保護法強行採決、医療・福祉・生活保護・教育改悪・TPP参加など、国会議事堂の周りでは、ほぼ連日のように抗議やデモ、院内集会が絶え間なく続けられている。しかしその多くは、安倍首相と会食仲間でもある大手メディアが報じることはほとんどない。
この日も国会裏では、絶え間なくサックスやドラムの音が響き、コールやスピーチの合間に、日本国憲法の唱和や、「イスラエルで兵役を拒否したため監獄送りになるという高校生の作文」などが読み上げられた。参加者らは、ツイッターやツイキャスなどを駆使して独自に中継・実況を行ない、情報の拡散を試みている。(国会正門前は20時、国会裏は20時35分に終了。)
写真上段ブロック=国会裏、下段ブロック=国会正門前。マルチ画面のURLは http://cocode.chu.jp/live4/