実際に、テレビ局では、視聴者やモニターの意見・苦情などは、どう処理されているのでしょうか。
1975年に発行された「アニメれぽーと」第7号「マスコミと子供(連載4回目)」には、当時、四ツ谷主婦会館で開催された「マスコミと子供に関する懇談会」のレポートを載せていますが、モニターの扱いや、差別用語のチェックなど、興味深いやりとりが載っています。
数年前テレビ局に勤めた事のある組合員によると、某局では、毎月、視聴者の電話等のクレーム内容を、かなり厚い本にまとめ、社内に配布していたと聞きますが、実際のところ、現在はどうなっているのでしょうか。
アニメの作品増など諸々の理由で、現在むしろ、テレビ局のアニメ制作部長の方なども、キー局要請運動の際、もっと広く皆さんの意見が聞きたいと述べています。
現場と視聴者とテレビ局、その他著作権者たちの、オープンな話し合いの場が持たれる事を願っています。(h)