「福島第一原発の事故からまもなく7年…最近になって「セシウムボール」と名付けられた極めて小さな粒子が確認され始めた。過去の原発事故では見つかっていない放射性粒子で事故直後に首都圏まで到達したとみられている。」
「福島第一原発の事故からまもなく7年。福島県内の川で目に見える大きさの放射性物質の「粒」が確認されていたことが分かりました。
見つかったのは肉眼でもわずかに見える小さな粒でした。拡大して見てみると、ガラス質の物体の姿が現れました。実はこれ、福島第一原発の半径5キロ圏内にある土から見つかった「セシウムボール」です。溶岩のようなもの、丸いもの、細長いものなど形は様々です。
原発事故では大量の放射性セシウムが放出されました。セシウムは水に溶けやすく、環境中で徐々に薄まっていくと考えられていました。しかし2013年、研究者も想定外の水に溶けにくいセシウムが粒子の形で見つかったのです。最初に丸い形をしていたことから「セシウムボール」と呼ばれています。
針の先のような極めて小さい粒。セシウムボールは「水に溶けにくい」ことから、「これまでのセシウムより環境中にとどまりやすいのではないか」と懸念されています。主に福島県内の土から発見されていました。」