「インターネット上にある著作権侵害の漫画や写真、論文などあらゆるコンテンツをダウンロードすることが全面的に禁止されることになりそうだ。13日の文化審議会著作権分科会で著作権法の改正方針が正式に決まる」
「厳密には著作権侵害があるかもしれない。でも、作家たちは、違法すれすれでも、それを摘発しないことが業界を豊かにするのではないかと受け止めてきました。落書きや絵草紙の時代から、漫画は庶民のもので、基本的に、海賊版のようなものでもありました。規制する法律ができれば萎縮してしまう」
「研究活動にまで法の網がかかってしまうのではないか。私自身、子どものころは雑誌はただで次々と回し読みするものだと思っていて、たくさん読むことで自分は育てられたとも思っています。まず読んでもらい、その上で本当に欲しいものを買ってもらう、という流れを作るのです」