掲載へのご協力ありがとうございました。 伊藤裕美(オフィス・H)さんの「日本のアニメ制作現場の窮状」(映像新聞掲載)が、最終回を迎えました。ネット上のさまざまなニュースリーダーで紹介され、一時は日に6000回ものアクセス件を数え、私たちを編集部を驚かせました。アクセスして下さったみなさん、ありがとうございました。それもこれも、伊藤さんと映像新聞社のご好意があってのこと。あらためてお礼申し上げます。
コメントをありがとう また、貴重なコメントをお寄せくださった方々にもお礼申し上げます。
「極論を言うと、みんなで一斉にアニメを作るのを止めてしまう、食っていけないからもうこんなことは止めてしまおう、となれば、状況は改善されると思うんですが。」というご意見や「アニメ業界は実力主義と言いながら実は優秀な人を保護していないんですよね。上が現場を知らないというか、作る側がもっと知らせないといけないのかも。一度、アニメの単価が大幅に上がったことがあります。デモをやったんです。公に訴えかけることが有効ですね。」というコメントも頂戴しました。」これは、91年3月のアニメの危機打開のための日比谷集会と銀座デモの成果を述べられたんだと思います。この件については、今後の「アニメの制作体制の移り変わり」の中で具体的に取り上げる予定です。
二つのプログの紹介 それと関連するのですが、映産労の仲間でアニメーション演出家の星ねこさんのブログ「健康に生きたい」には、アニメ業界を共同で変えるための映産労の考え方「集団的労使関係」の図表を掲載しています。
また、テレビアニメとCMの単価の落差を紹介した「笑えない話」や、白味線撮り増に伴いラフ原画が増えている実態を紹介した「ラフ原」「パーティとかラッシュとか」などなど、星ねこさんのブログには興味深いエッセイがたくさんあります。
先日、単価情報の提供を呼びかけたのですが、アニメーターで漫画家の青井スミレさんのプログ「アニメ業界・スミレレポート」は、すでに単価情報を公開しています。番組名は掲載されていませんが、原画や動画の標準的な単価を知る上ではとても参考になります。
スミレさんは、アニメーターの命ともいえる右手首を職業病の腱鞘炎に襲われ、さらに悪化させ、治療に苦闘しながら仕事を続けています。星ねこさんも、さまざまな病気と闘いながら仕事を続けています。それでも二人はアニメーションを心から愛し、真摯に夢を追いつづけていて、周辺の人々は励まされています。(A)